宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 1 --- ---
7/31 --- ---
7/30 --- ---

黒点  8/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 414 +2.0
-2 h 411 +1.5
-4 h 417 -0.9
-6 h 419 +0.3
-8 h 429 -0.4
-10 h 437 -1.1
-12 h 446 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 5 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 9x10^1
8/ 1 0.7 4x10^2
7/31 0.7 8x10^2
7/30 0.7 6x10^2
7/29 0.7 2x10^2
7/28 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/27 12:31 低速の穏やかな太陽風が続いています。太陽で小さいフレアが発生しています。
2021/ 7/28 12:17 太陽風磁場の強まりが到来しています。速度は低速の状態です。
2021/ 7/29 13:10 太陽風は500km/秒台の高速風になっています。太陽でCMEが発生しています。
2021/ 7/30 12:23 太陽風の速度は下がり始めています。太陽は無黒点です。
2021/ 7/31 12:48 太陽風はやや高速の状態が続いています。小さい黒点が現れています。
最新のニュース

2021/ 8/ 1 13:25 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽でフィラメント噴出が発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は480km/秒から410km/秒へ下がり、
平均的な速度に戻っています。
27日周期の図を見ると、
太陽風速度の高まりは、今回もおよそ3日で終わっています。

太陽風の磁場強度は、2〜4nTとやや弱い状態です。
南北成分の変化は小さくなっていますが、
グラフの中盤が弱い南向きで推移しているためか、
AE指数では、
200nTくらいの小さい変化が次々と発生しています。
その後は変化がなくなり、現在の磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193は、中心部はコロナホールはありませんが、
南東の端近く(左下)にはコロナホールがある様です。
今後、次第に見えてくるでしょう。

27日周期の図のの前周期の太陽風を見ると、
7月4日以降、低速の風が続いています。
今回も同様の推移になりそうです。


今日未明、1日1時(世界時7月31日16時)頃、
X線グラフにB2.4の小さい変化が発生しています。
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。
太陽の南西側(右下)でフィラメント噴出が発生した様です。

SOHO衛星LASCO C2では、
CME(コロナ質量放出)が観測されています。
太陽の右下に向かってガスが飛び出しています。
規模が小さいことと、地球に対して斜め方向に噴出しているので、
影響はなさそうです。

太陽面では、北西に昨日も見えていた小さい黒点と、
南半球に小さい黒点が発生しています。



太陽南西部で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下に噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。