宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 8/ 2 13:37 更新 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜に400km/秒台を割り、 現在は380km/秒とやや低速になっています。 磁場強度も、3nTとやや弱い状態です。 AE指数は小さい変化が見られる程度で、 磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北東側(左上)に、縦に伸びるコロナホールが、 南東側(左下)に、横に伸びるコロナホールがそれぞれ見えています。 4〜5日後くらいから、 これらの影響が太陽風に現れるかもしれません。 南東のコロナホールについては、 もう2日ほど経つと広がり方が詳しく分かりそうです。 太陽は、南半球の黒点が少し大きくなっていますが、 北半球の黒点はほとんど見えなくなっています。 X線グラフは変化がなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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