宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 7/31 12:48 更新 太陽風はやや高速の状態が続いています。小さい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に450km/秒に下がりましたが、 その後少し高まって、480km/秒前後で推移し、 やや高速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTから3nTへ下がりましたが、 グラフの最後で5nTに戻っています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、速度の高まりが3日ほど続きました。 今回も同程度と考えると、 この後は次第に下がっていきそうです。 AE指数は、小規模の変化が発生していますが、 回数は少なくなっていて、 磁気圏は次第に穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の低緯度域にコロナホールは見えません。 太陽は、中心部の北側に小さい黒点が現れています。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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