宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 7/30 12:23 更新 太陽風の速度は下がり始めています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜遅くまで520km/秒で安定していましたが、 その後はゆっくりと低下して、 現在は470k/秒とやや高速くらいになっています。 今回も短い期間の速度の高まりになりそうです。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 南北成分は、小さい変化ですが南寄りの時間が多くなっています。 磁気圏の活動もこれに対応して、 AE指数では小規模の変化が頻繁に発生しています。 現在は速度が下がって来たので、 以降の磁気圏は次第に穏やかになっていくでしょう。 SDO衛星AIA193は、 太陽の中心に小さいコロナホールが見えるくらいです。 27日周期の図の前周期の太陽風と同様に、 この後は穏やかな風がしばらく続きそうです。 太陽は、無黒点になっています。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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