宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 7/28 12:17 更新 太陽風磁場の強まりが到来しています。速度は低速の状態です。 担当 篠原 今日未明から太陽風の磁場強度が強まり、 15nTに達しています。 速度は、320km/秒から350km/秒へ少し上がった程度で、 低速の状態が続いています。 磁場が強まった頃から、 南北成分は南向きに変化する様になり、 -5〜 -10nT程度で推移しています。 しかし、速度が下がっているため、 磁気圏の活動はあまり高まっておらず、 AE指数のグラフの最後に 600nTの中規模の変化が起きている程度です。 この後、太陽風はどの様に推移するでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽は、2847黒点群の黒点が見えなくなり、 2846群と2849群の領域に 小さい黒点が微かに見えている程度です。 2849群の場所で、今朝、28日7時(世界時27日22時)に、 B9.7とCクラスまであと少しのフレアが発生しています。 しかし、今のところ、 この領域の活動が高まっている様子はありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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