宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/27 --- ---
7/26 --- ---
7/25 --- ---

黒点  7/27 (NOAA)
磁場 フレア
2846 4 β ---
2847 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 320 +0.5
-2 h 325 +1.3
-4 h 325 +0.6
-6 h 317 +0.3
-8 h 315 -0.9
-10 h 307 -0.9
-12 h 302 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 9 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^2
7/27 0.7 5x10^2
7/26 0.7 4x10^2
7/25 0.7 3x10^2
7/24 0.7 2x10^2
7/23 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/22 12:19 太陽風は平均的な状態です。太陽に黒点が増えています。
2021/ 7/23 12:54 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2021/ 7/24 13:40 太陽の南東でC4.3の小規模フレアが発生しました。
2021/ 7/25 12:49 太陽は穏やかです。太陽風は低速になっています。
2021/ 7/26 12:09 低速の太陽風が続いています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2021/ 7/27 12:31 更新
低速の穏やかな太陽風が続いています。太陽で小さいフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、300〜320km/秒と低速の状態です。
磁場強度は、2〜4nTとやや弱くなっています。
穏やかな太陽風が続いています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。
速度も下がっているため、磁気圏は穏やかで、
AE指数は変化が少なくなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の6月30日に速度の高まりが始まっています。
この変化がそろそろ回帰するかもしれません。
磁場強度が強まり始めたら、変化の始まりかもしれません。

今日のSDO衛星AIA193では、
太陽の中心部から東側にかけてコロナホールは特に見られず、
31日以降は、低速の太陽風が続きそうです。


太陽は、2846黒点群と2847黒点群が小さく見えているだけです。

27日11時(世界時27日2時)に、太陽の南東部(左下)、
2847群の左側でB2くらいの小さいフレアが発生しました。

SDO衛星AIA193、304による動画を掲載します。
まだ、発生して時間があまり経っていないので、
短い時間の動画です。
小規模ながらコロナのガスが飛び出す様子が見えています。
この噴出によって、4〜5日後くらいに
太陽風の磁場の強まりがやって来るかもしれません。



太陽の南東部で発生したB2の小さいフレア。SDO衛星AIA193、304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。