宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 7/27 12:31 更新 低速の穏やかな太陽風が続いています。太陽で小さいフレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、300〜320km/秒と低速の状態です。 磁場強度は、2〜4nTとやや弱くなっています。 穏やかな太陽風が続いています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 速度も下がっているため、磁気圏は穏やかで、 AE指数は変化が少なくなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の6月30日に速度の高まりが始まっています。 この変化がそろそろ回帰するかもしれません。 磁場強度が強まり始めたら、変化の始まりかもしれません。 今日のSDO衛星AIA193では、 太陽の中心部から東側にかけてコロナホールは特に見られず、 31日以降は、低速の太陽風が続きそうです。 太陽は、2846黒点群と2847黒点群が小さく見えているだけです。 27日11時(世界時27日2時)に、太陽の南東部(左下)、 2847群の左側でB2くらいの小さいフレアが発生しました。 SDO衛星AIA193、304による動画を掲載します。 まだ、発生して時間があまり経っていないので、 短い時間の動画です。 小規模ながらコロナのガスが飛び出す様子が見えています。 この噴出によって、4〜5日後くらいに 太陽風の磁場の強まりがやって来るかもしれません。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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