宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 7/26 12:09 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 300km/秒から350km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、3〜5nTの間を推移していて、 平均的な状態です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は時々小規模の変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193では西に進んで見えなくなっていますが、 北半球に縦に伸びていたコロナホールの影響が、 明日か明後日くらいに始まる可能性があります。 27日周期の図の6月30日に発生している速度の高まりの回帰です。 今回はどの程度の変化になるでしょうか。 AIA193の太陽の中心部から東側にかけて コロナホールは見られず、 その後の太陽風は穏やかな風が続きそうです。 太陽は、南東(左下)の2849群に黒点が再び現れています。 X線グラフは、Bクラスの小さい活動があるだけです。 太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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