宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
昨日、C4.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 --- ---
7/24 08:56 C4.3
7/23 --- ---

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
2846 3 β ---
2847 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 311 +0.8
-2 h 312 -1.1
-4 h 314 +2.1
-6 h 314 -0.4
-8 h 328 -2.2
-10 h 331 -1.1
-12 h 335 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -2 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^2
7/25 0.7 3x10^2
7/24 0.7 2x10^2
7/23 0.8 2x10^2
7/22 0.8 3x10^2
7/21 0.9 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/20 12:38 太陽の南東の端から活動的な領域が近づいています。太陽風の速度は少し高まっています。
2021/ 7/21 12:18 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。
2021/ 7/22 12:19 太陽風は平均的な状態です。太陽に黒点が増えています。
2021/ 7/23 12:54 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2021/ 7/24 13:40 太陽の南東でC4.3の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2021/ 7/25 12:49 更新
太陽は穏やかです。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

昨日紹介したCME(コロナ質量放出)の動画を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の画像で作成しました。
太陽の左に向かってコロナのガスが飛び出しています。

C4.3フレアが南寄りの場所で発生したのに対し、
CMEは左横に向かって飛び出しているのが気になったのですが、
発生のタイミングがほぼ一致しているので、
C4.3フレアに関係するCMEと言えそうです。

STEREO Ahead衛星COR2による動画も、
写真が更新されたので、昨日よりも長い時間幅で紹介します。
太陽を囲むように広がっているように感じられますが、
高画質になった頃に再び見てみたい状態です。

SOHO衛星LASCO C3(青い写真)では、
太陽の左に、かに座の四角の星の並びと、
その中心にプレセペ星団が見えています。
少しずつ太陽に近付いています。

現在の太陽面は、北半球は2846黒点群、
南半球は2847群だけになっています。

X線グラフの変化はなく、太陽は穏やかです。


太陽風は、速度が300km/秒へ下がり、
完全に低速の状態になっています。
磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっていますが、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
今朝にかけて弱い南寄りの傾向が続き、
AE指数は小規模の変化が繰り返し発生しています。
現在は、南北成分は0nT付近で変化する様になり、
速度も下がってしまったので、
今後の磁気圏は静かな状態になりそうです。



SOHO衛星LASSCO C2、C3による昨日のCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星COR2による昨日のCME。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。