宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 7/22 12:19 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽に黒点が増えています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 500km/秒から400km/秒へゆっくり下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、比較的南寄りの傾向で、 AE指数は300〜500nTの小規模の変化が 度々発生しています。 SDO衛生AIA193では、 太陽の中心部にコロナホールはありません。 太陽風は穏やかな状態になりそうですが、 この後はどの様に推移するでしょうか。 太陽は、南東の端(左下)から2849黒点群が姿を現しています。 昨日、北東(左上)に現れていた黒点は、2848群となっています。 この2848群の右に小さい黒点が現れています。 そして、南西(右下)の2845群に黒点が再び出現しています。 太陽面がにぎやかになっています。 X線グラフでは、C1の小規模フレアが2回、 南東の2849群と南西の2845群で起きています。 X線グラフの変化は目立つ程ではなく、 今のところ太陽は落ち着いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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