宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/18 --- ---
7/17 --- ---
7/16 17:27 C1.7

黒点  7/18 (NOAA)
磁場 フレア
2842 5 β ---
2843 1 α C2
2844 1 α ---
2845 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 393 +2.5
-2 h 382 +1.9
-4 h 385 +3.1
-6 h 396 +1.8
-8 h 403 +0.2
-10 h 411 -0.9
-12 h 414 +2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 11 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^2
7/18 0.7 4x10^2
7/17 0.9 2x10^2
7/16 0.8 2x10^2
7/15 0.7 2x10^2
7/14 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/13 12:52 太陽風は低速の状態が続いています。
2021/ 7/14 13:31 太陽風は低速の風が続いています。太陽の向こう側でCMEが発生しています。
2021/ 7/15 12:40 太陽風は低速の状態が続いています。磁場が強まって、磁気圏が活動的になりました。
2021/ 7/16 12:20 太陽風の速度が少し高まりまっています。
2021/ 7/17 09:58 太陽の向こう側でCMEが発生しています。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2021/ 7/18 10:19 更新
太陽の向こう側でCMEが続いています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

昨日、17日14時(世界時17日5時)頃に、
太陽の向こう側でCME(コロナ質量放出)が発生しました。
SOHO衛星LASCO C2、C3による動画を掲載します。

今回のCMEは、太陽の左側に向かって噴出しているので、
昨日紹介したCMEとは発生地点が異なるのではないかと思います。
STEREO Ahead衛星のEUVI 195で、
左端の少し下側に見え始めた領域かもしれません。
(フレアの頃の画像が欠けているので、はっきりとは分かりません)

一連の活動の勢いが残ったまま、地球側へ回ってくるでしょうか。

現在の太陽面は、
昨日の昼頃から中心部の南側に新しい黒点が現れ、
2845群と番号が付けられています。
また、南東(左下)の2844群の左上にも新しい黒点が現れています。

X線グラフはBクラスの小さい変化が起きている程度です。


太陽風は、400km/秒前後と平均的な速度が続いています。
磁場強度は、4nTから5nTへ少し上がったくらいで、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、比較的北寄りの傾向で、
磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193は、
中心部に小さいコロナホールが見える程度で、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。




太陽の向こう側で17日に発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。