宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 7/16 12:20 更新 太陽風の速度が少し高まりまっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 太陽風の速度は400km/秒台に上がり、 以降、430〜450km/秒付近で推移しています。 (速度のデータがやや不安定になっています) コロナホールによる太陽風速度の高まりが、 遅れてやって来たということでしょうか。 磁場強度は、 今日未明までは7nT前後と少し強まっていましたが、 現在は3nTとやや弱くなっています。 このため、速度の高まりはこのくらいまでになりそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球のコロナホールは既に西の端近くまで進んでいます。 太陽風速度の高まりは、あまり長く続かないでしょう。 その後は、穏やかな太陽風になりそうです。 太陽風磁場の南北成分は、比較的南寄りに推移して、 磁気圏の活動もある程度高まりました。 AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が、 連続的に発生しています。 現在の磁場は、強度は下がり、 南北成分は0nT付近で変化しています。 このため、磁気圏もこの後は穏やかになりそうです。 太陽は、南東の端(左下)から新しい黒点が現れています。 X線グラフが後半で高まり、 Bクラスの小さいフレアが続いています。 これは、南西(右下)の2843黒点群の活動が やや高まっているためです。 この後、西の端に沈んで行きますが、 それまでにどのような活動が見られるでしょうか。 太陽の向こう側では活動が続いています。 15日にもCME(コロナ質量放出)が発生しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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