宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
また、X1.5の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 5 02:59 C1.7
7/ 4 14:01 M1.5
12:28 C2.1
10:35 C2.0
01:52 M1.0
7/ 3 23:23 X1.5
21:57 C1.9
16:07 M2.7
13:58 C1.9
11:18 C5.7

黒点  7/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2835 17 β C2
2837 9 β ---
2839 4 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 331 +0.2
-2 h 323 -0.3
-4 h 318 -0.1
-6 h 319 +0.6
-8 h 322 +0.8
-10 h 328 +0.5
-12 h 336 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 18 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
7/ 5 0.7 2x10^2
7/ 4 0.9 2x10^2
7/ 3 0.7 2x10^2
7/ 2 0.7 2x10^2
7/ 1 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 6/30 12:48 Bクラスの小さいフレアが続いています。太陽風は低速です。
2021/ 7/ 1 10:04 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。
2021/ 7/ 2 11:43 高速風の速度は少し下がっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 7/ 3 13:26 C5.7の小規模フレアが発生しました。太陽風の速度は再び高まっています。
2021/ 7/ 4 11:29 X1.5の大規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2021/ 7/ 5 12:07 更新
太陽は穏やかになっています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

Xフレアを起こした2838黒点群は、
C2.0、C2.1と2つの小規模フレアを起こし、
4日14時(世界時4日5時)には、
M1.5の中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を見ると、
太陽の西の端の向こう側で発生している様で、
フレアの実際の規模は、これよりも大きかった可能性があります。

X線グラフでは、その後、
C1.3、C1.7の小規模フレアが発生していますが、
これらは、2839群、2835群で発生したものです。
グラフ全体としては変化が少なくなり、
太陽は穏やかになっています。

太陽の北東に現れた黒点は、2839群と番号が付き、
昨日よりも黒点が大きくなっています。


太陽風は、速度が330km/秒へ下がり、
更に低速になっています。
磁場強度は、4nTから2nTへ下がり、
グラフの最後で4nTに戻っています。

磁気圏は静穏で、AE指数は特に変化のない状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
北極と南極を除くと、
中心部の北半球側に小さいコロナホールがある程度です。
太陽風は、穏やかな状態が続きそうです。



太陽の西の端の2838黒点群の活動。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。