宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 7/ 1 10:04 更新 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 昨夜から太陽風の速度が上昇を始め、 今朝くらいに500km/秒まで高まり、 高速の状態に達しています。 磁場強度は、昨日の午後から5〜10nTを推移する様になり、 現在も12nTと強まった状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で 4日くらい前に見えていた、 北極から縦に伸びるコロナホールの影響が 到来したのかもしれません。 緯度が高めで、見え方もぼんやりしていたのですが、 しっかりと高速の太陽風が到来しています。 太陽風磁場の南北成分は、 南北にゆっくりと変化しています。 -5〜 -10nTの南向きの変化が発生していて、 磁気圏の活動も強まっています。 AE指数は、1000nTに達する大きな変化が2回ほど発生しています。 現在も太陽風の磁場は大きく変化しています。 速度が高まっているので、 磁気圏の変化はもう一段大きくなるかもしれません。 この後の変化に注目して下さい。 SDO衛星AIA193で見えていたコロナホールは、 東西の広がりは比較的小さかったのですが、 高速風はどのくらい続くでしょうか。 太陽は、2835黒点群が大きな姿を保っています。 今日未明にこの2835群で、 C1.4、C3.6の小規模フレアが発生しています。 この他にも小さい活動が発生していて、 引き続き注目してください。 今日は、中学校で高専の紹介をするため これから奄美大島に行きます。 梅雨前線の活動が強まっていて、向こうの天気が心配です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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