宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 7/ 3 13:26 更新 C5.7の小規模フレアが発生しました。太陽風の速度は再び高まっています。 担当 篠原 今日未明くらいに、太陽の北西の端近く(右上)に黒点が発生し、 先程、3日11時半(世界時3日2時半)に、 この領域でC5.7の小規模フレアが発生しました。 (NOAAのフレア情報によると、2838黒点群となっている様です) C5に達する規模のフレアは、 5月28日(世界時)に発生したC9.4以来で、 およそ1か月ぶりです。 この新しい領域は、すぐに西の端に沈んでしまいますが、 それまでに次の活動を起こすでしょうか。 太陽風は、昨夜にかけて420km/秒まで速度が下がりましたが、 今日に入る頃から再び上昇を始め、 今朝以降、500km/秒と高速の状態に戻っています。 磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっていますが、 平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 AE指数は、200〜300nTの小規模の変化が 繰り返し発生しています。 太陽風の速度が高まってきたので、引き続き注目して下さい。 太陽の北西の2838黒点群で発生したC5.7の小規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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