宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
今日、C5.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 3 11:18 C5.7
7/ 2 --- ---
7/ 1 03:01 C3.6
02:23 C1.4

黒点  7/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2835 31 βδ C4
2836 2 α ---
2837 9 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 508 -1.0
-2 h 504 -0.9
-4 h 492 +1.2
-6 h 485 +0.2
-8 h 488 -0.4
-10 h 477 +0.7
-12 h 461 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
7/ 3 0.7 2x10^2
7/ 2 0.7 2x10^2
7/ 1 0.7 2x10^2
6/30 0.7 4x10^2
6/29 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 6/28 12:38 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の東端に黒点が現れています。
2021/ 6/29 12:46 Cクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は更に低速になっています。
2021/ 6/30 12:48 Bクラスの小さいフレアが続いています。太陽風は低速です。
2021/ 7/ 1 10:04 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。
2021/ 7/ 2 11:43 高速風の速度は少し下がっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2021/ 7/ 3 13:26 更新
C5.7の小規模フレアが発生しました。太陽風の速度は再び高まっています。

担当 篠原

今日未明くらいに、太陽の北西の端近く(右上)に黒点が発生し、
先程、3日11時半(世界時3日2時半)に、
この領域でC5.7の小規模フレアが発生しました。
(NOAAのフレア情報によると、2838黒点群となっている様です)

C5に達する規模のフレアは、
5月28日(世界時)に発生したC9.4以来で、
およそ1か月ぶりです。

この新しい領域は、すぐに西の端に沈んでしまいますが、
それまでに次の活動を起こすでしょうか。


太陽風は、昨夜にかけて420km/秒まで速度が下がりましたが、
今日に入る頃から再び上昇を始め、
今朝以降、500km/秒と高速の状態に戻っています。
磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっていますが、
平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。
AE指数は、200〜300nTの小規模の変化が
繰り返し発生しています。
太陽風の速度が高まってきたので、引き続き注目して下さい。




太陽の北西の2838黒点群で発生したC5.7の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。