宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 6/29 12:46 更新 Cクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は更に低速になっています。 担当 篠原 太陽の南半球の2835黒点群と2836黒点群の活動がやや高まり、 昨夕、28日18時(世界時28日9時)に2836群でC2.0、 今朝早く、29日4時(世界時28日19時)に2835群でC1.6 の小規模フレアがそれぞれ発生し、 その前後にBクラスの小さいフレアも複数回発生しています。 2つの黒点群の拡大写真を掲載します。 2835群は、昨日よりも黒点が増えています。 この後の活動に注目して下さい。 太陽では、北東の端に現れた黒点に、 2837群と番号が付けられています。 太陽風は、速度が320km/秒へ下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度は、3nTとやや弱くなっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部から東側(左側)にかけてコロナホールは見られず、 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 SDO衛星による2835、2836黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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