宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
昨日、C1.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/26 --- ---
6/25 22:37 C1.7
6/24 --- ---

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
2833 1 α C2
2835 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:14 398 +0.4
-2 h 403 +2.7
-4 h 376 -0.4
-6 h 390 +1.5
-8 h 398 +1.2
-10 h 397 -0.1
-12 h 402 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 6 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
6/26 0.7 2x10^2
6/25 0.7 1x10^3
6/24 0.7 9x10^2
6/23 0.7 8x10^2
6/22 0.7 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 6/21 11:52 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 6/22 13:23 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
2021/ 6/23 12:22 太陽風は低速の風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 6/24 12:42 C3.4の小規模フレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。
2021/ 6/25 12:27 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。新しい黒点が現れました。
最新のニュース

2021/ 6/26 13:20 更新
太陽で小さい活動が発生しています。太陽風は平均的な速度です。

担当 篠原

昨夜遅く、25日23時(世界時25日14時)に、
太陽の北西(右上)の2833黒点群で
C1.7の小規模フレアが発生しています。
2833群は現在は見えなくなっています。

太陽の南東に現れていた黒点は、
2835群と番号が付けられています。
黒点は昨日よりも大きくなっています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。
この領域ではBクラスの小さいフレアが起きています。
この後、どの様に推移するでしょうか。

また、太陽の北東(左上)に小さい黒点が出現しています。
こちらでもBクラスの活動が発生しています。

今朝早くに、太陽の南西の端(右下)で
フィラメント噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304による動画を掲載します。
ゆっくりと噴き上がる様子が見事です。


太陽風は、速度が400km/秒へ少し上がり、
平均的な速度に戻っています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態です。

AE指数のグラフは、
線が太くなって変化が分かりにくいですが、
全体として磁気圏は穏やかに推移しています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にコロナホールはなく、
穏やかな太陽風が続きそうです。



2835黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


太陽の南西の端で発生したフィラメント噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。