宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 6/17 12:36 更新 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの頃からは少し下がっていますが、 550km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度は5nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。 このため、高速太陽風は既に後半に入っているのかもしれません。 その場合、速度はこのまま下がって行く可能性があります。 磁場の南北成分は、南北に小幅の変化が続いています。 AE指数は500nT前後の小〜中規模の変化が続いています。 磁場強度と速度が下がってきたので、 今後の磁気圏活動はより小さくなりそうです。 SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは更に西に進み、 影響はそろそろ終わりそうです。 太陽は、2833黒点群が見えるだけです。 大きい黒点の右上に、小さい黒点が現れています。 X線グラフは特に変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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