宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 6/14 12:13 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降は次第に低下して、 現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度も5nTから3nTへ下がって、 やや弱くなっています。 速度の高まりは、一時的な変化で終わっています。 磁場の南北成分は、北寄りが続いています。 このため磁気圏は穏やかで、 AE指数は、昨日の最後の高まり以降は変化がありません。 今日もGOES衛星のSUVI 195を掲載しています。 南半球のコロナホールは、 太陽の中心線から西に広がっています。 明日か明後日くらいから、 この領域の影響で太陽風が強まる可能性があります。 太陽は、北東の端(左上)に新しい黒点が現れて、 2833群と番号が付けられています。 SUVI 195の画像で、明るく光っている領域です。 X線グラフに変化はなく, 太陽は穏やかな状態で推移しています。 GOES衛星SUVI 195による太陽コロナ写真。 (c) GOES (NOAA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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