宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 6/ 1 12:38 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から320km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。 CMEによる太陽風の乱れはまだ到来していません。 この後に変化が見られるのか、何もないまま推移するのか、 引き続き注目してください。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部に淡いコロナホールがある様です。 2〜3日後くらいに弱い影響が見られるかもしれません。 基本的には、穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽では、中心部の2827黒点群が 昨日よりも少し大きくなっています。 Bクラスの小さいフレアが数回発生していますが、 活動が高まる様子は特に見られません。 南東にあった2828群は、黒点が見えなくなっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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