宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 5/23 13:16 更新 Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。 担当 篠原 昨日のニュースの後、2824黒点群の活動は一段と高まり、 C6.0 や C3.2 などの小規模フレアが夜にかけて7回発生し、 今日未明、23日2時(世界時22日17時)に M1.1、 今朝、23日6時半(世界時22日21時半)に M1.4 と、 Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。 その後も、C6.8の小規模フレアを起こしています。 2824黒点群の活動の様子を、 SDO衛星AIA131、193の動画で紹介します。 およそ1日分の動画のため画像の枚数が多くなり、 ファイルサイズが大きくなっています(49MB)。 フレアの明るい輝きが次々と発生しています。 太陽全体の193の画像(茶色)では、 フレアとともにコロナのガスが吹き飛ぶ様子も見えています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 CME(コロナ質量放出)が観測されています。 STEREO Ahead衛星によると、 この他にも細かい噴き出しが発生している様です。 発生から3日後の25〜26日頃に、 太陽風の乱れが地球にやって来るかもしれません。 2824黒点群の活動に引き続き注目してください。 太陽風は、速度が430km/秒へ下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、3〜4ntとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 磁気圏では小規模の活動が続いていて、 AE指数は、200〜300nT程度の変化が度々発生しています。 太陽風の速度が下がってきたので、 磁気圏の変化は小さくなっていきそうです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部にコロナホールは見られず、 CMEによる乱れがなければ、 この後は穏やかな太陽風になりそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2824群の活動に伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2824黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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