宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 5/19 13:20 更新 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から360km/秒へゆっくりと下がり、 低速になっています。 コロナホールの影響はまだ届いていません。 磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いていましたが、 グラフの最後に、8nTへ急に強まる小さい変化が起きています。 磁場の南北成分は、 グラフの最初に南向きの変化がありますが、 以降は0nT付近で推移し、 グラフの最後は北向きに変化しています。 このため、現在の磁気圏は穏やかで、 AE指数は、前半に変化が起きていますが、 途中から変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の南半球を縦に伸びるコロナホールは、 西側にだいぶ進んでいます。 引き続き、太陽風速度の変化に注目してください。 太陽は、東端の新しい黒点に、 2824群と番号が付けられています。 昨日のC1.1以降は、 Bクラスの小さいフレアが起きているだけで、 活動としては穏やかです。 また、太陽の中央部の北西側(右上)に、 小さい黒点が現れています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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