宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 5/18 12:25 更新 太陽の東端に黒点が現れています。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 太陽の東端の北側(左上)から、新しい黒点が現れています。 GOES衛星のX線グラフでは、 昨夜から変化が見られる様になり、 先程、18日11時(世界時18日2時)には、 C1.1の小規模フレアが発生しました。 引き続き、この領域の活動に注目して下さい。 北西側(右上)では、 2822黒点群が太陽の端に近づいています。 太陽風は、速度が400k/秒から330km/秒へ下がり、 再び400km/秒に戻るという小幅の変化をしています。 その途中、磁場強度が5nTから8nTへ急に強まる変化が発生しています。 粒子密度も同時に高まっていて、 14日に発生したCMEの影響が到来したのかもしれません。 変化は小規模で、その後、磁場強度が10nTに強まった程度です。 磁場の強まり以降、 磁場の南北成分が南向きに -5〜-8nT程度の変化していますが、 速度は高まっていないため、磁気圏活動の高まりは限定的で、 AE指数は500nT前後の小中規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193を見ると、 太陽中央部のコロナホールは西に進み、 影響が始まる目安の位置に達しています。 この後、速度の上昇が始まりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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