宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 5/22 13:49 更新 Cクラスの小規模フレアが2回発生しました。高速太陽風は終わりに近づいています。 担当 篠原 太陽の北東部の2824黒点群で、 Cクラスの小規模フレアが2回発生しました。 22日4時(世界時21日19時)のC4.8と、 22日12時(世界時22日3時)のC6.1です。 SDO衛星AIA193と131による動画を掲載します。 X線グラフを見ると、 Bクラスの小さい活動も頻繁に発生しています。 引き続き、2824黒点群の活動に注目して下さい。 また、北東の端から新しい黒点が現れています。 今のところ、目立つ程の活動は発生していません。 これから活動領域の全体が見えてくると、 状態が分かるようになるでしょう。 太陽風は、昨日の午後からゆっくりと速度が下がり、 現在は490km/秒まで下がっています。 高速太陽風は2日程度で終わってしまいそうです。 磁気圏の活動は次第に穏やかになっていて、 AE指数の変化は、グラフの後半では小さくなっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部にコロナホールはありません。 この後、太陽風は穏やかな状態になりそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |