宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 5/12 13:19 更新 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から320km/秒へ下がり、 より低速の状態になっています。 磁場強度は、1nTから4nTへ上がり、 平均的な値に戻っています。 磁気圏はとても穏やかで、 AE指数はほとんど変化がありません。 27日周期の図を見ると、 前周期は、2日後にあたる4月17日から 高速太陽風が到来しています。 しかし、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 この高速風をもたらしたコロナホールは 太陽の南東側に移動したようで、 太陽風の変化は遅れて到来することになりそうです。 現在の見え方だと、5日後くらいかもしれません。 一方、9日夜に発生したCMEによる太陽風の乱れが 地球に近づいています。 到来は明日の夜以降になるのではないでしょうか。 太陽は、目立つ規模のフレアの発生はなく、 活動は穏やかです。 黒点は、2822、2823群の2か所に見えています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |