宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 5/ 7 12:21 更新 太陽の東端から黒点が現れました。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の北東の端から、新しい黒点が現れています。 昨日紹介したフレアを起こした領域です。 X線グラフは、 Bクラスの小さいフレアが数回発生しています。 まだ黒点群の全体は見えていませんが、 どの様な活動度になっているでしょうか。 太陽風は、今朝まで330km/秒で推移していましたが、 現在は300km/秒に下がり、さらに低速になっています。 磁場強度は、6nTと平均的な状態に戻っています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は、小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193は、 北極と南極にコロナホールが見えるだけで、 太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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