宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 5/ 9 13:44 更新 C8.6の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 今日未明、9日3時半(世界時8日18時半)に、 太陽の北東の2822黒点群で、 C8.6の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 2822黒点群は、 この6時間前にもC1.5の小規模フレアを起こしています。 SDO衛星による2822黒点群の拡大写真を掲載します。 引き続き、この領域の活動に注目してください。 昨日発生したM3.9フレアに伴って発生した CME(コロナ質量放出)について、 SOHO衛星による動画を掲載します。 CMEのガスは太陽の左上に向かって飛び出しています。 地球への影響はないでしょう。 太陽風は、310km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁気圏は静穏で、 AE指数は、小規模の変化が1回起きているだけです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の低緯度域にコロナホールは見られず、 穏やかな太陽風が続きそうです。 2822黒点群で発生したC8.6の小規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2022黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 昨日のM3.9フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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