宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 5/ 1 12:23 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点になるかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、310km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、7〜8nTとやや強まった状態で安定しています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 速度が下がっていることもあって、磁気圏は穏やかで、 AE指数は、一時的な太陽風磁場の南向きによる 小規模の活動が1回起きているだけです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北西側(右上)から中央部の南側(下側)にかけて、 淡いコロナホールが見えています。 これから、この領域の影響が到来するでしょうか。 注目してください。 太陽は、2821黒点群が沈み、 2818、2820群も続いて西の端に沈もうとしています。 昨日注目していた中央部北側の領域は弱まっていて、 黒点は現れませんでした。 この後、太陽は一旦無黒点になるかもしれません。 STEREO Ahead衛星によると、 東端の向こう側に活動的な領域がある様です。 こちら側に現れるまで活動的な状態が続くでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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