宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/30 --- ---
4/29 --- ---
4/28 --- ---

黒点  4/30 (NOAA)
磁場 フレア
2818 1 α ---
2820 5 β ---
2821 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:53 324 +2.5
-2 h 320 +0.8
-4 h 315 +2.6
-6 h 337 +1.8
-8 h 344 +2.8
-10 h 333 +2.9
-12 h 327 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 22 -/ -
-2 h 18 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 14 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 5x10^1
4/30 0.8 1x10^3
4/29 0.8 1x10^3
4/28 0.7 9x10^2
4/27 0.7 4x10^2
4/26 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 4/25 13:37 太陽風の急な強まりが到来し、磁気圏の活動を強めています。
2021/ 4/26 12:51 太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。
2021/ 4/27 12:57 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風はやや高速です。
2021/ 4/28 14:15 CMEの動画を掲載します。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2021/ 4/29 12:53 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2021/ 4/30 14:00 更新
低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、330km/秒と低速の状態で安定しています。
一方、磁場強度は、4nTから9nTへやや強まっています。

太陽風磁場の南北成分は、
南寄りから北寄りに傾向が変化しています。
このため、AE指数は、
前半は小規模の変化がしばらく続き、
後半になると変化がなくなっています。

磁場の北寄りの傾向が続けば、
速度も下がっているので、
磁気圏は静かに推移するでしょう。

SDO衛星AIA193では、
中央部の淡いコロナホールが西に進んでいます。
この後、太陽風に変化が見られるでしょうか。

また、26日に発生したフィラメント噴出による
太陽風の乱れは到来するでしょうか。


太陽は、3つの黒点群たちが南西の端に近づき、
この後、順番に沈んで行きます。

SDO衛星AIA193では、
北東部(左上)に明るい点が発生しています。
黒点ができるほどに発達するでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。