宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:57)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/27 --- ---
4/26 11:03 C1.3
4/25 10:20 C2.6

黒点  4/27 (NOAA)
磁場 フレア
2818 1 α ---
2820 15 β ---
2821 8 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 470 -1.3
-2 h 479 -2.6
-4 h 479 -3.3
-6 h 496 -1.3
-8 h 503 +4.5
-10 h 489 +2.4
-12 h 491 +3.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -30 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
4/27 0.7 3x10^2
4/26 0.7 4x10^2
4/25 0.7 5x10^3
4/24 0.8 2x10^4
4/23 0.7 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 4/22 12:50 高速太陽風は終わりを迎えています。磁気圏は穏やかになっています。
2021/ 4/23 12:30 Cクラスの小規模フレアが13回発生しています。CMEによる太陽風の乱れが地球に向かっています。
2021/ 4/24 11:11 新しい黒点が現れています。太陽風は500km/秒の高速風になっています。
2021/ 4/25 13:37 太陽風の急な強まりが到来し、磁気圏の活動を強めています。
2021/ 4/26 12:51 太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2021/ 4/27 12:57 更新
太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

昨夜、26日23時(世界時26日14時)頃から、
太陽の南半球でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。

緯度が高い領域で発生していますが、
太陽の中心線付近なので、
CME(コロナ質量放出)は地球の方向にも
飛び出している可能性があります。
30日頃の太陽風に乱れをもたらすかもしれません。

現在の太陽は、中央部の南西側(右下)に、
2818、2820、2821の3つの黒点群が見えています。
2820群では、Bクラスの小さいフレアが続いていましたが、
今日に入る頃から活動が見られなくなっています。

北西(右上)の2819群は、SDO衛星の写真を拡大すると、
小さい黒点が見えているようです。


太陽風は、470km/秒前後のやや高速の風が続いています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
南寄りになったり、北寄りになったりしていて、
南寄りになった頃に、
AE指数で300〜500nTの小規模の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中央部の北東側(左上)に
淡いコロナホールが見えています。
4日後くらいから影響が始まるかもしれません。



太陽の南半球で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。