宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/17 --- ---
4/16 --- ---
4/15 --- ---

黒点  4/17 (NOAA)
磁場 フレア
2814 8 β ---
2815 3 β ---
2816 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 566 -3.0
-2 h 524 -2.4
-4 h 449 -4.6
-6 h 472 -7.1
-8 h 456 -5.1
-10 h 419 -9.5
-12 h 437 -5.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -45 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -41 -/ -
-6 h -42 -/ -
-8 h -42 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
4/17 0.7 2x10^2
4/16 0.7 2x10^2
4/15 0.7 2x10^2
4/14 0.7 2x10^2
4/13 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 4/12 12:31 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2021/ 4/13 13:13 Bクラスの小さいフレアが発生しています。太陽風は低速です。
2021/ 4/14 12:53 太陽風はやや低速です。磁気圏は穏やかです。
2021/ 4/15 13:44 太陽風は平均的な速度になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 4/16 11:52 太陽風は平均的な速度です。新しい黒点が2か所に現れています。
最新のニュース

2021/ 4/17 13:31 更新
高速太陽風が到来し、600km/秒に達しています。磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度はゆっくりと上昇して、
今朝くらいに500km/秒を超え、
グラフの最後は600km/秒に高まっています。
磁場強度は、速度が高まる頃に12nTに達し、
現在は少し下がっていますが、8nTとやや強まった状態です。

SDO衛星AIA193で注目していた
南半球のコロナホールの影響が始まった様です。
27日周期の図を見ると、
前周期は650km/秒くらいまで速度が高まりました。
今回はどこまで上昇するでしょうか。
太陽風の磁場強度がまだ少し強まっているので、
速度の上昇は更に続くかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
今日に入った頃から南寄りに強まっていて、
-5〜-10nT程度の変化が半日ほど発生しています。
このため磁気圏の活動も高まって、
AE指数は800nT程度の中規模の活動が続き、
最大では、1500nTに達する大きな変化も発生しています。

太陽風のグラフの後半では、
磁場の南向きの変化は少し小さくなっていますが、
速度が一段と高まっているので、
磁気圏の活動は活発な状態が続く可能性があります。
引き続き注目してください。


太陽では、新しい黒点に、
2815、2816群と番号が付けられています。

ただし、右側の2814群と2815群は黒点が消えかけていて、
東端の2816群だけになってしまうかもしれません。

X線グラフは、Bクラスの小さい変化が発生する程度で、
太陽の活動は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。