宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 4/13 13:13 更新 Bクラスの小さいフレアが発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の中央部の南側に見えている黒点に、 2814群と番号が付けられました。 X線グラフを見ると、 今日に入った頃から活動がやや高まり、 小さい規模ですが、 B8.6、B5.9、B5.6などのフレアが発生しています。 X線グラフがBクラスの線に達したのは、 3月30日以来です。 黒点も昨日より増えています。 更に発達が見られるかどうか、 今後の推移に注目してください。 太陽風は、速度が350km/秒から380km/秒に少し高まり、 グラフの最後で360km/秒に下がる小幅の変化をしていますが、 全体としては、低速の風が続いています。 磁場強度は5nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。 AE指数は、200〜500nTの小規模の変化が起きていますが、 全体としては穏やかに推移しています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南東側(左下)にコロナホールが見えています。 緯度がやや高めですが、 5日後くらいから影響が始まるかもしれません。 また、太陽の中央にも小さい領域が見えています。 27日周期の図の前周期の、 3月30日の速度の高まりに対応する弱い変化が 3日後くらいに見られるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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