宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 4/12 12:31 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星の画像ページが停止しているので、 GOES-16による太陽コロナ写真を掲載します。 太陽の南極から南東側(左下)にコロナホールが伸びています。 コロナホールの広がりは、 前周期よりも左側に動いている様で、 地球へ影響が及び始めるのは6日後くらいになるのではないでしょうか。 27日周期の図では、前周期は3月20日から速度が高まっていますが、 今回はこれよりも2日ほど遅くなるかもしれません。 太陽の可視光写真は、 SDO衛星の画像をSOHO衛星のページから参照しています。 SDO衛星の可視光写真では、 昨日見えていた南東の領域に小さい黒点が見えています。 X線グラフは、全体の強度は少し上がっていますが、 目立つ程の変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星による太陽の可視光写真。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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