宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 4/14 12:53 更新 太陽風はやや低速です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒から380km/秒に少し上がり、 やや低速の状態です。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 南寄りから北寄りに傾向が変化しています。 太陽風の速度が下がっているので、 磁気圏は基本的には穏やかですが、 AE指数のグラフは、 南寄り磁場の影響で小規模の変化が途中まで続き、 その後は北寄りに変わったので、変化はなくなっています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが太陽の中心線に近づいています。 1枚目の図で、以前の周期と比較します。 すると、コロナホールの位置は左側に動いていて、 太陽の中心線に達するタイミングが遅くなっています。 このため、27日周期の図の 前周期の3月20日に到来している高速太陽風は、 今回は始まりが1〜2日程度遅れて、 17日か18日くらいになるかもしれません。 今週の後半にかけて注目してください。 太陽は、2814黒点群が見えていますが、 X線グラフの変化はなくなっていて、 活動は穏やかです。 2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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