宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:52)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/16 --- ---
4/15 --- ---
4/14 --- ---

黒点  4/16 (NOAA)
磁場 フレア
2814 12 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:44 411 -0.5
-2 h 378 +0.1
-4 h 357 +4.4
-6 h 353 +2.8
-8 h 346 +3.0
-10 h 331 +3.5
-12 h 336 +0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 18 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
4/16 0.7 2x10^2
4/15 0.7 2x10^2
4/14 0.7 2x10^2
4/13 0.7 4x10^2
4/12 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 4/11 13:18 低速の太陽風が続いています。太陽に小さい黒点が現れています。
2021/ 4/12 12:31 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2021/ 4/13 13:13 Bクラスの小さいフレアが発生しています。太陽風は低速です。
2021/ 4/14 12:53 太陽風はやや低速です。磁気圏は穏やかです。
2021/ 4/15 13:44 太陽風は平均的な速度になっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2021/ 4/16 11:52 更新
太陽風は平均的な速度です。新しい黒点が2か所に現れています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
太陽風磁場の南向きへの強まりは、2時間ほど続きました。
磁気圏の活動も一時的に高まって、
AE指数は800nTの中規模の変化が発生しています。

その後、磁場の南北成分は北向きに切り替わり、
磁気圏は静かになっています。
北向きの強まりは7時間ほど続いたので、
オーロラ観望としては、
逆の向きであればもっと活発な変化が見られたでしょう。

太陽風の速度は、
昨夜にかけて400km/秒から350km/秒へ下がり、
今朝くらいからゆっくりと高まって、
現在は400km/秒を超えたくらいと平均的な状態になっています。

磁場強度は、昨日の午後は10nTくらいに強まっていましたが、
現在は5〜7nTと落ち着いています。

SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の中央部の南半球側にコロナホールが広がっています。
今後はこの領域の影響に注目してください。
太陽風はどの様な速度の変化になるでしょうか。


太陽は、昨日注目していた南東の端(左下)から黒点が現れています。
また、中央部の南側に昨夕から黒点が新しく出現しています。

今朝のNOAAの報告では群番号はまだ付けられていませんでしたが、
このまま黒点群が3つとなれば、
NOAAの報告で3群が同時に現れるのは、
1月24日以来、およそ3か月ぶりになります。

X線グラフは特に変化はなく、
フレアの活動は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。