宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 4/ 9 11:23 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと下がり、 現在は400km/秒と平均的な状態に戻っています。 27日周期の図を見ると、 昨日の速度の高まりは、1日程度の短い期間で終わっています。 磁場強度は、昨日の午後は2nTに下がっていましたが、 今日に入ると少し高まって、 こちらも5nTと平均的な状態になっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数のグラフは、時々小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193は、目立つ程のコロナホールはなく、 太陽風はしばらく穏やかな状態が続きそうです。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 X線グラフは、3月31日以降、 ずっとB1以下の強度が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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