宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 4/ 4 12:39 更新 太陽に黒点が発生しています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 昨夜から、太陽の中心部の北西側(右上)に黒点が現れています。 2813黒点群となりそうですが、 今朝のNOAAの報告書には記載がまだありませんでした。 X線グラフでは、Aクラスの小さい変化が発生しています。 今後、より大きく発達するでしょうか。 太陽風は、速度が320km/秒に下がり、 低速の状態になっています。 磁場強度も、3nTとやや弱くなっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は小さい変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 中央部の南側にコロナホールが見えていて、 この後、弱い影響が見られるかもしれません。 太陽の東側(左側)にはコロナホールは見られず、 基本的には、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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