宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/25 --- ---
3/24 --- ---
3/23 --- ---

黒点  3/25 (NOAA)
磁場 フレア
2811 5 β ---
2812 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 431 -2.9
-2 h 430 -2.6
-4 h 434 -4.1
-6 h 438 -4.1
-8 h 389 -1.6
-10 h 375 +0.3
-12 h 380 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -31 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^2
3/25 0.7 5x10^3
3/24 0.7 1x10^4
3/23 0.7 6x10^3
3/22 0.7 4x10^3
3/21 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 3/20 12:28 太陽風の磁場強度が強まっています。これから速度も高まるでしょう。
2021/ 3/21 12:42 太陽風磁場が南向きに大きく変化し、磁気圏活動を強めました。太陽風は600km/秒の高速状態です。
2021/ 3/22 13:37 600km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も強まっています。
2021/ 3/23 14:11 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は高速ですが、速度は下がり始めています。
2021/ 3/24 12:46 高速太陽風は終わり、平均的な速さに戻っています。
最新のニュース

2021/ 3/25 12:40 更新
太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動が高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨夜には370km/秒まで下がって低速になりましたが、
今朝早くに一段高まって、
430km/秒と平均的な速度に戻っています。

太陽風の磁場強度は、
速度の高まりと同時に8nTへやや強まりましたが、
現在は5nTとこちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
今朝以降南向きの状態が続いています。
AE指数では、最大1200nTの変化が発生するなど、
活動的な状態が続いています。

現在も磁場は南向きなので、
引き続き活動に注目してください。


太陽の2811黒点群は、
昨日より少し小さくなっている様です。

X線グラフは、B3.0の小さい変化が起きた程度で、
太陽は穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。