宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 3/24 12:46 更新 高速太陽風は終わり、平均的な速さに戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くに500km/秒台を割り、 現在は440km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3nTとやや弱い状態が続き、 グラフの最後で1nTに下がっています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。 磁気圏の活動はやや高まった状態が続き、 AE指数は、グラフの途中から 500nTの中規模の変化が続いています。 速度が下がってきたので、 この後の磁気圏の変化は小さくなりそうです。 また、南北成分の変化も、傾向が変わるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南半球に細長いコロナホールが見えています。 この広がりだと、地球への影響は小さくなりそうです。 太陽では、北東端(左上)近くの黒点に 2812群と番号が付けられました。 隣の2811群は、黒点が増えています。 X線グラフに特に変化はなく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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