宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 3/18 12:56 更新 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が360km/秒から330km/秒へ下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態でしたが、 グラフの最後で3nTへ少し下がっています。 磁気圏も全体としては穏やかで、 太陽風磁場が南向きに少し強まった頃に、 AE指数に700nTの中規模の変化が発生していますが、 その他は変化がありません。 一方、SDO衛星AIA193では、 南半球にコロナホールが大きく広がっています。 明後日くらいから速度の高まりが始まりそうです。 前周期は7日間くらい高速風が続いています。 今回はどうなるでしょうか。 太陽風の磁場強度が強まり始めたら、 太陽風の乱れの始まりです。 太陽の北東の2810黒点群は、 大きさに変化は見られません。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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