宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:57)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/13 --- ---
3/12 --- ---
3/11 --- ---

黒点  3/13 (NOAA)
磁場 フレア
2808 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 373 -5.2
-2 h 344 +1.2
-4 h 347 +0.9
-6 h 355 -5.9
-8 h 353 -5.5
-10 h 351 -4.8
-12 h 326 -2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -2 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
3/13 0.7 2x10^3
3/12 0.7 2x10^3
3/11 0.7 1x10^3
3/10 0.7 1x10^3
3/ 9 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 3/ 8 12:58 高速の太陽風が続いています。2月の黒点相対数は 8.3 でした。
2021/ 3/ 9 12:38 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がっていくかもしれません。
2021/ 3/10 12:31 太陽風は平均的な速度に戻っています。C1.6の小規模フレアが発生しました。
2021/ 3/11 13:09 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2021/ 3/12 13:13 太陽風は低速ですが、これから速度が高まるかもしれません。
最新のニュース

2021/ 3/13 12:57 更新
太陽風は低速の風が続いています。磁場が南向きになり磁気圏の活動が高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの後に350km/秒へ下がり、
より低速の状態になりました。
磁場強度も、5nTに下がって平均的な状態に戻りましたが、
今朝くらいから再び強まり始めて、
現在は13nTに達しています。
速度もグラフの最後で少し上がる様な変化を見せています。
現在は370km/秒と低速の状態ですが、
引き続き変化に注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
南向きの変化が長く続いています。
これにより磁気圏の活動も高まって、
AE指数では、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。
現在もグラフの最後は南向きになっています。
ここから速度が高まると、
磁気圏の活動の規模は一段大きくなります。
こちらにも注目です。


太陽は、2809黒点群は見えなくなって、
北東(左上)の2808群だけになっています。

X線グラフは、Bクラスの小さいフレアが1回起きただけで、
穏やかな状態が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。