宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/17 --- ---
3/16 --- ---
3/15 --- ---

黒点  3/17 (NOAA)
磁場 フレア
2808 1 α ---
2810 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 367 +1.3
-2 h 380 +0.6
-4 h 376 -0.9
-6 h 388 +1.0
-8 h 385 +1.5
-10 h 388 -1.4
-12 h 384 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -3 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^3
3/17 0.7 4x10^3
3/16 0.7 3x10^3
3/15 0.7 3x10^3
3/14 0.7 1x10^3
3/13 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 3/12 13:13 太陽風は低速ですが、これから速度が高まるかもしれません。
2021/ 3/13 12:57 太陽風は低速の風が続いています。磁場が南向きになり磁気圏の活動が高まっています。
2021/ 3/14 13:17 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も高まっています。
2021/ 3/15 13:14 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も続きました。
2021/ 3/16 13:05 高速の太陽風は終わっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2021/ 3/17 12:44 更新
太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

昨夜、太陽の南側でCME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2による動画を掲載します。
この動画だけでは太陽のどちら側で発生したか分からないので、
太陽を左斜めから観測しているSTEREO Ahead衛星の
COR2の動画を後半に繋げています。
こちらでは太陽の左側に噴出しているので、
地球とは反対側の現象と考えられます。
従って、地球への影響はありません。


太陽は、北東の端から現れた黒点に
2810群と番号が付けられています。

一方、中央部の2808群の黒点は、
ほとんど分からなくなっています。

X線グラフは、B3.2の小さいフレアが1回発生しているだけで、
太陽は穏やかです。
このフレアは、2808群で発生しています。


太陽風は、昨夜には400km/秒台を割り、
現在は370km/秒と低速の状態です。
磁場強度は4nTと平均的な値になっています。

磁気圏も穏やかで、
AE指数は、小さい変化が1回起きているだけです。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが太陽の中心線に達しています。
3日後くらいから太陽風の速度が高まりそうです。
27日周期の図を参考にすると、
明後日から始まるかもしれません。



太陽の南の向こう側でCMEが発生しています。SOHO LASCO C2、STEREO Ahead COR2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。