宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 3/12 13:13 更新 太陽風は低速ですが、これから速度が高まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、360〜370km/秒と低速の風が続いています。 一方、磁場強度は、 グラフの中ほどからゆっくりと上昇する様になり、 現在は9nTに強まっています。 これに続く様に、速度も上昇を始めるかもしれません。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風も、ちょうど27日前にあたる 2月13日から速度が高まっています。 この後の推移に注目してください。 現在の磁気圏はとても穏やかです。 AE指数はほとんど変化がありません。 太陽では、中央部南東側(左下)に現れた黒点に、 2809群と番号が付けられています。 黒点としては小さくなってしまい、 掲載の写真ではほとんど見えなくなっています。 活動は特になく、X線グラフは穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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