宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 8 --- ---
3/ 7 --- ---
3/ 6 --- ---

黒点  3/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2806 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 504 +1.6
-2 h 502 +0.8
-4 h 505 +0.8
-6 h 500 +1.1
-8 h 506 +1.3
-10 h 518 +0.3
-12 h 519 -2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -28 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 5x10^2
3/ 8 0.8 1x10^3
3/ 7 0.7 2x10^3
3/ 6 0.7 6x10^3
3/ 5 0.7 7x10^3
3/ 4 0.7 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 3/ 3 12:01 太陽風は650km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も高まっています。
2021/ 3/ 4 13:04 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は少し落ち着いています。
2021/ 3/ 5 12:23 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 3/ 6 12:41 これから太陽風の速度が上昇するかもしれません。
2021/ 3/ 7 12:58 550km/秒の高速太陽風が到来しています。2806黒点群が再び現れています。
最新のニュース

2021/ 3/ 8 12:58 更新
高速の太陽風が続いています。2月の黒点相対数は 8.3 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、2月の黒点相対数の月平均値は
8.3 と発表されました。

昨年9月の0.6以来の1桁台です。
1月は10.4でしたので、グラフの点は横並びになっています。
無黒点の日は13日で、こちらも1月の14日と同じくらいです。

ただし、2月も黒点が少なかったのは中盤までで、
18日以降は無黒点の日はなく、
3月に入ってもSILSOの速報値では7日までに無黒点の日はありません。
まだ先の事ですが、次回の3月のデータでは、
黒点数は上昇に向かうのではないでしょうか。



現在の太陽は、
中央部にあった2807群は見えなくなっています。
南西(右下)の2806群は太陽の端に近づいていて、
この後見えなくなりそうです。
一方、北西(左上)の領域に
とても小さい黒点が現れている様です。

X線グラフに特に変化はなく、活動は穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
東端(左端)近くに明るい領域がいくつか見えています。
これらに黒点は現れるでしょうか。


太陽風は、速度が500km/秒に下がり、
高速の状態は続いていますが、勢いは弱くなってきました。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nTか弱い北寄りですが、
時々、南向きに変化しています。
このため、AE指数も時々活動が強まって、
700nTに達する中規模の変化が2回発生しています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風はもう1日程度速度の高まりが続いています。
今回はどこまで続くでしょうか。



太陽黒点相対数の長期変化。2月の黒点相対数は 8.3 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。