宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 3/11 13:09 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒から370km/秒へ下がり、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、グラフの中盤で3nTに少し下がりましたが、 後半は5nTと平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 磁気圏は穏やかで、AE指数は変化が見られない状態です。 27日周期の図の前周期の太陽風を見ると、 明日くらいから速度の高まりが始まるかもしれません。 一方、SDO衛星AIA193では、 コロナホールの広がりが小さくなっている様に見えるので、 回帰が遅れたり、変化が小さくなっているかもしれません。 この後の推移に注目してください。 太陽は、北東の2808黒点群と、 中央部南東側(左下)に小さい黒点が見えています。 X線グラフは変化がなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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