宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 3/ 7 12:58 更新 550km/秒の高速太陽風が到来しています。2806黒点群が再び現れています。 担当 篠原 昨日のニュースの直後から太陽風の速度は上昇を始めて、 一気に550km/秒へ高まり、 現在まで高速の状態が続いています。 反対に、10nTに強まっていた磁場強度は5nTへ下がり、 平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、弱い北寄りの傾向になっています。 このため、速度は上昇しましたが、 磁気圏の活動はあまり高まらず、 AE指数は、300〜600nTの中規模の変化が 時々発生している程度です。 磁場強度はグラフの最後では4nTに下がっています。 この後、南北成分が南寄りに変わった場合でも、 磁気圏の活動の高まりは限定的になりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期の高速風は3日ほど続いています。 今回はどのくらいになるでしょうか。 太陽では、南西に進んでいた2806黒点群の領域に 再び黒点が出現しています。 X線グラフは、 Bクラスの小さいフレアが発生するようになっています。 この後の活動規模の推移に注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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