宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 3/ 4 13:04 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は少し落ち着いています。 担当 篠原 太陽風は高速の状態が続いています。 速度は、昨夜遅くまで650km/秒前後を保ちましたが、 今日に入る頃に600km/秒台を割り、 以降は570km/秒付近で安定しています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、 昨日よりも南向きの変化が少なくなっています。 このため、AE指数の変化は、 初めの頃は500〜1000nTの活動が連続していますが、 中盤以降は、500nTの変化が時々発生する程度になっています。 少し落ち着いてしまいましたが、 高速風が続いているので、 引き続きオーロラの活動に注目してください。 SDO衛星AIA193では、 太陽中央部のコロナホールが西に進んでいます。 太陽風の高まりは、 このままこちらの影響に切り替わりそうです。 太陽風が強まった影響で、 放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 明日には10000の線に達しているかもしれません。 太陽の2806、2807黒点群は、 特に規模の変化はありません。 X線グラフの変化はなくなっていて、 活動は落ち着いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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