宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 3/ 1 12:47 更新 太陽風磁場が南向きに大きく変化して、磁気圏活動が強まりそうです。C3.9の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 今朝から太陽風に変化が発生しています。 磁場強度は、3nTから15nTへ大きく強まり、 速度は、360km/秒から400km/秒と、 小幅の変化ですが、平均的な速度に上昇しています。 SDO衛星AIA193で注目していた コロナホールの影響が始まったのでしょうか。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風も 同じ頃から磁場強度や速度の高まりが始まっています。 磁場強度が強まった後、 南北成分は南向きに大きく変化していて、 現在は -14nTに達しています。 この影響で磁気圏の活動が強まりそうです。 AE指数は500nTの中規模の変化が発生していますが、 活動は更に活発になるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 東側(左側)の赤道付近にもコロナホールが見えています。 この領域の影響は、 27日周期の図の2月6日に始まる高速太陽風の回帰です。 太陽では、2804黒点群が北西の端(右上)に沈んで 見えなくなっています。 この領域で、昨日午後、2月28日15時半(世界時28日6時半)に、 C3.9の小規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 一方、太陽の中央部南東寄り(左下)に、 今日未明から新しい黒点が出現しています。 今のところ、特に活動は見られません。 2804黒点群で発生したC3.9の小規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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