宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:03)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/26 --- ---
2/25 --- ---
2/24 --- ---

黒点  2/26 (NOAA)
磁場 フレア
2804 10 β ---
2805 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:53 428 -0.8
-2 h 435 -1.3
-4 h 437 -0.6
-6 h 448 -0.8
-8 h 447 +0.3
-10 h 446 +1.5
-12 h 452 -1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -38 -/ -
-2 h -29 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^2
2/26 0.8 1x10^3
2/25 0.6 2x10^4
2/24 0.7 1x10^4
2/23 0.7 1x10^4
2/22 0.7 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/21 13:31 太陽風速度は550km/秒に高まり、磁気圏も活動的です。太陽でフィラメント噴出が発生しました。
2021/ 2/22 12:48 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。CMEが発生しています。
2021/ 2/23 13:45 高速の太陽風が続いています。この後、太陽風の乱れが到来するかもしれません。
2021/ 2/24 13:41 太陽風の速度は下がり始めています。
2021/ 2/25 13:16 太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2021/ 2/26 14:03 更新
太陽風は平均的な速度に戻りました。

担当 篠原

太陽風の速度は次第に下がり、
現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。
2月20日に始まった高速太陽風は、
6日ほど続いて終わっています。

太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱くなっています。
南北成分は南寄りの変化が続いています。
磁気圏の活動はやや高まった状態が続き、
AE指数は500nT前後の変化が続いています。

現在は太陽風の速度が下がり、
磁場強度もやや弱くなってきたので、
磁気圏活動の規模は小さくなっていくでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球を縦に伸びるコロナホールが目立っています。
1枚目の図で広がりの様子を前の周期と比べて見ると、
2周期前は、小さいコロナホールが見える程度でした。
1周期前の写真と比べると、左側に少し動いています。
太陽風の変化の始まりは、前周期より少し遅れるかもしれません。

27日周期の図を見ると、前回は2月2日から速度が高まっています。
今回はどうなるでしょうか。
コロナホールの広がりが増しているように見えるので、
太陽風の変化は前回より大きくなるかもしれません。


太陽は、2805黒点群は見えなくなって、
2804群だけになっています。
その2804群は、昨日よりも黒点が少なくなっている様です。

X線グラフは特に変化はなく、活動は穏やかです。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。