宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 2/25 13:16 更新 太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風は、470〜500km/秒の間を上下していて、 やや高速の状態です。 磁場強度は、5nTから9nTにやや強まり、 再び4nTに下がっています。 磁場の南北成分は、 -5nTと5nTの間をゆっくりと変化しています。 南を向いた頃に磁気圏の活動が強まって、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が、 続いたり、止まったりしています。 昨夜は、イエローナイフのライブカメラで、 きれいなオーロラを見ることができました。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、高速風が終わった頃です。 今回もそろそろ速度が下がるのではないでしょうか。 そしてSDO衛星AIA193では、 次のコロナホールが太陽の南側に見えています。 明日くらいに中央線に達して、 その3日後くらいから高速太陽風が始まるかもしれません。 27日周期の図では、 前周期は2月2日から速度が高まっています。 今回も同じ様なタイミングかもしれません。 太陽では、北西の2804黒点群が大きくなっています。 昨日からの発達の様子を、SDO衛星の動画で紹介します。 黒点の動きが目立っています。 また、中央部の南側に小さい黒点が現れています。 SDO衛星AIA193で、明るく光っている位置です。 また、2803群だった場所にも、 とても小さい黒点が見えている様です。 X線グラフは、全体の強度は少し上がっていますが、 フレアは、Bクラスの小さい活動が見られる程度です。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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