宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/25 --- ---
2/24 --- ---
2/23 --- ---

黒点  2/25 (NOAA)
磁場 フレア
2804 10 β ---
2805 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 479 -3.7
-2 h 483 -2.9
-4 h 480 -1.7
-6 h 495 -4.7
-8 h 500 -2.0
-10 h 488 -3.8
-12 h 468 -1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -51 -/ -
-2 h -40 -/ -
-4 h -42 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -39 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 9x10^1
2/25 0.6 2x10^4
2/24 0.7 1x10^4
2/23 0.7 1x10^4
2/22 0.7 8x10^3
2/21 0.7 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/20 12:58 高速太陽風が到来し、500km/秒に達しています。磁気圏の活動も高まりました。
2021/ 2/21 13:31 太陽風速度は550km/秒に高まり、磁気圏も活動的です。太陽でフィラメント噴出が発生しました。
2021/ 2/22 12:48 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。CMEが発生しています。
2021/ 2/23 13:45 高速の太陽風が続いています。この後、太陽風の乱れが到来するかもしれません。
2021/ 2/24 13:41 太陽風の速度は下がり始めています。
最新のニュース

2021/ 2/25 13:16 更新
太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風は、470〜500km/秒の間を上下していて、
やや高速の状態です。
磁場強度は、5nTから9nTにやや強まり、
再び4nTに下がっています。

磁場の南北成分は、
-5nTと5nTの間をゆっくりと変化しています。
南を向いた頃に磁気圏の活動が強まって、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が、
続いたり、止まったりしています。

昨夜は、イエローナイフのライブカメラで、
きれいなオーロラを見ることができました。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、高速風が終わった頃です。
今回もそろそろ速度が下がるのではないでしょうか。

そしてSDO衛星AIA193では、
次のコロナホールが太陽の南側に見えています。
明日くらいに中央線に達して、
その3日後くらいから高速太陽風が始まるかもしれません。
27日周期の図では、
前周期は2月2日から速度が高まっています。
今回も同じ様なタイミングかもしれません。


太陽では、北西の2804黒点群が大きくなっています。
昨日からの発達の様子を、SDO衛星の動画で紹介します。
黒点の動きが目立っています。

また、中央部の南側に小さい黒点が現れています。
SDO衛星AIA193で、明るく光っている位置です。
また、2803群だった場所にも、
とても小さい黒点が見えている様です。

X線グラフは、全体の強度は少し上がっていますが、
フレアは、Bクラスの小さい活動が見られる程度です。



2804黒点群の発達の様子。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。