宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/23 --- ---
2/22 --- ---
2/21 --- ---

黒点  2/23 (NOAA)
磁場 フレア
2804 3 β ---
2805 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 562 -0.1
-2 h 568 -0.6
-4 h 556 -0.7
-6 h 552 -1.2
-8 h 568 +0.8
-10 h 563 +0.4
-12 h 550 +2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -26 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^3
2/23 0.7 9x10^3
2/22 0.7 8x10^3
2/21 0.7 6x10^3
2/20 0.7 4x10^2
2/19 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















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X線3日1日 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/18 12:59 太陽風は平均的な速度に戻っています。黒点が発生しています。
2021/ 2/19 13:10 太陽風はやや低速です。太陽の北東の端から新しい黒点が現れています。
2021/ 2/20 12:58 高速太陽風が到来し、500km/秒に達しています。磁気圏の活動も高まりました。
2021/ 2/21 13:31 太陽風速度は550km/秒に高まり、磁気圏も活動的です。太陽でフィラメント噴出が発生しました。
2021/ 2/22 12:48 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。CMEが発生しています。
最新のニュース

2021/ 2/23 13:45 更新
高速の太陽風が続いています。この後、太陽風の乱れが到来するかもしれません。

担当 篠原

昨日、太陽の中央部の北半球側に現れた小さい黒点は、
その後発達して、2804群と番号が付けられています。

追いかける様に南半球側にも新しい黒点が現れ、
2804群と同じくらいの大きさになっています。
こちらは、2805群と番号が付けられました。

黒点の発達の様子を、SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。
複雑な形に変化する様子をご覧下さい。

一方、北東にあった2803群は、黒点が見えなくなっています。

X線グラフでは、
Bクラスの小さいフレアが続く様になっています。
今のところ北半球の2804群の発生だけですが、
この後、南半球の2805群でも活動が見られる様に
なるかもしれません。
Cクラスに達する様な活動になるでしょうか。
注目してください。


太陽風は、550〜570km/秒の高速の状態が続いています。
磁場強度も5nTと平均的な状態で安定していて、
高速風は勢いを保っています。

磁場の南北成分は、頻繁に南北の変化が発生しています。
磁気圏の活動は高まった状態が続き、
AE指数は、500nT前後の中規模の変化が次々と発生しています。

20日夜に発生したCMEによる太陽風の乱れが、
今夜以降くらいに到来する可能性があります。
速度の高まりが続いているので、
磁場が強まって、南向きに大きく変化すると、
磁気圏の活動は一気に激しくなるでしょう。
こちらにも注目してください。




2804黒点群の発達と南半球の新しい黒点(2805群)の出現。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。